トイレ以外の水回りのつまりを直す方法洗濯機のつまりの直し方

毎日の洗濯を行なってくれる洗濯機。日常的に使うので、ホコリやゴミが溜まってしまいがちです。ときには異物が混入してしまうことも。高耐久に作られているとはいえ、機械的な故障が起こることもあります。万が一詰まってしまったとき冷静に対応するために、原因と対処法を知っておきましょう。

洗濯機のつまりの原因は?

毎日使う洗濯機がつまってしまう原因はさまざま。つまりの原因となる可能性の高いものをご紹介します。

■ホコリやゴミの蓄積によるつまり

洗濯機がつまってしまう一番の原因は、洗濯物から出たホコリやゴミの蓄積です。すべてをゴミ取りフィルターでキャッチするのは不可能。フィルターでキャッチできなかったゴミやホコリは、排水と共に流れていってしまいます。1回の洗濯でつまるということはありませんが、毎日の洗濯で徐々につまっていくのです。つまってしまうと、ひどい場合は水が漏れるのを防いでくれる「防水パン」から水があふれることもあります。

■異物によるつまり

子どもやペットのいる家庭で多いのが、異物によるつまりです。何らかの原因で洗濯物の中にオモチャやビニールなどが入ってしまい、気づかずに洗濯機で洗ってしまうことで起こる可能性があります。大抵の場合、洗濯槽内に残っていることが多いのですが、排水口まで到達してしまうことも。異物が入ってしまったと考えられる場合は、洗濯前に確認することをおすすめします。

■洗濯機の故障によるつまり

洗濯機の故障が原因でつまってしまう可能性があります。「つまり」というと排水口がつまっていると思いがち。実は洗濯機内部の基盤やモーターなどの部品に不具合が起きて起こることもあるのです。この場合は、洗濯機メーカーに修理を依頼するしかありません。

洗濯機のつまり対処方法

洗濯機つまりに対処する場合、まずは原因を特定する必要があります。原因が特定できたら、つまりを解決するための処置をしましょう。

■まずチェック!ホースが折れてないか

洗濯機の排水のつまりで真っ先に確認してほしいのは、排水ホースが折れ曲がっていないかどうか。意外と多い洗濯機つまりの原因の一つで、設置して間もない洗濯機に多々起こります。
目視できる場所にある場合は簡単に確認できますが、洗濯機の下に設置されている場合は本体を移動しなければなりません。ホースが折れ曲がっていたら伸ばしてください。それでも直らない場合は、他に原因があります。
洗濯機本体が原因ならメーカーへ相談し、排水管のつまりが原因なら水道修理の専門業者に相談することに。とはいえ、原因を特定するのはむずかしいものです。どちらか迷ったら経験豊富な水道修理の専門業者に相談するのがおすすめ。これまで培ってきた経験から適切なアドバイスがもらえますよ。

■お風呂の残り湯を使わない

節約のためにお風呂の残り湯を洗濯に使うことがありますが、残り湯には汚れが多いため排水管をつまらせる原因になります。
すぐにつまることはありませんが、皮脂や垢などが排水管内に徐々にこびりつく可能性が。とくにドラム式の洗濯機は少ない水の量で洗濯できるように作られているので、排水量が少なく汚れが溜まりやすいという特徴があります。
節約のために残り湯を使って、修理費がかかってしまっては意味がありません。余計な水トラブルを起こさないためにも、お風呂の残り湯は使わないようにしてください。

■ホコリやゴミが原因だった場合

つまりの症状が軽い場合は、つまり専用の洗浄剤を使って解消できます。洗濯槽の水をすべて取り除き、洗浄剤を投入。脱水モードで1~2分稼働させたのち、電源を切り30分放置しましょう。その後、洗濯機にぬるま湯を入れ、さらに脱水モードを稼働すると汚れが流れ出てきます。あとは、洗濯コースで洗濯機内を洗うだけです。薬剤を使用する場合は、十分な換気を心がけましょう。組み合わせによっては有毒なガスを発生させる可能性があります。

■異物混入が原因だった場合

つまりの原因となっている異物を探し出して取り除く必要があります。排水口の分かりやすい位置にあれば、すぐに取り除くことが可能です。ただし、どこにあるかわからない場合は、洗濯機メーカーに修理を依頼するか、水道修理業者に頼む必要が出てきます。無理に自分で修理をしようとすると悪化させてしまう可能性があるので気をつけましょう。

■洗濯機の故障が原因だった場合

洗濯機の基盤やモーターなどの故障が原因だとわかった場合は、洗濯機メーカーに修理を依頼する必要があります。ただし、メーカーの修理をお願いして排水が原因だった場合は、その分の出張料が発生することを覚えておきましょう。

■どうしても直らない場合は水道修理業者に依頼

自力で直せれば修理費はかかりませんが、手に負えないと判断した場合は、早めに水道修理業者に連絡しましょう。洗濯機自体が故障していたとしても、一般の人が判断するのは難しいもの。もし、故障ではなかったら余計な出費がかかってしまいます。洗濯機のつまりを解消するためには、原因を特定するのが大切だと言えるでしょう。確実に修理を行なうためにも、信頼のおける水道修理業者に依頼することをおすすめします。

洗濯機の排水構造

洗濯機の水は排水口から排出されます。生活排水は排水口と繋がる排水管を通って流れていくのです。そのため洗濯に使った水に含まれる皮脂や垢が徐々に排水管内にこびりつくことで、つまりの原因になります。排水口の先がつまっている場合は、自力で直すのがむずかしいため、水道修理の専門業者に相談しましょう。

また洗濯機内部がつまっている可能性も考えられます。とくに内部がつまりやすいのはドラム式の洗濯機です。節水効果を売りにしている洗濯機ですが、そのぶん使用する水の量が減ってしまうためつまりやすくなる恐れがあるのです。

一方で全自動式洗濯機は大量の水を使います。排水速度も排水量もドラム式洗濯機に比べて格段に早いので、詰まりが起こる可能性が低いです。

洗濯機の内部がつまってしまった場合は、洗濯機を製造販売しているメーカーに修理を依頼する必要があります。つまりの原因がわからない場合は、水まわりのトラブルに強い水道修理の専門業者に見てもらうこと原因を特定できますよ。

修理にかかる費用

■自分でつまりを解消する場合

排水口であれば、市販の薬剤や専用の道具を使うことでつまりを解消できる可能性があります。薬剤であれば200円から2,000円程度で購入できます。つまりを直すラバーカップやワイヤーブラシは、1,500円程度です。確実に排水口がつまっていると判断できる場合には試してみても良いでしょう。

ただし、洗濯機本体は内部構造が複雑なので、分解すためにはそれなりの知識が必要です。無理をすると完全に壊してしまう可能性があるので、メーカーに相談することをおすすめします。

■業者に依頼する場合

排水管内のつまりの場合は、水道修理の専門業者に頼んで修理できます。修理内容で料金が変わるので、紹介してきましょう。

薬剤…約8,000円~12,000円

ポンプ…約6,000~12,000円

高圧洗浄機…約25,000~60,000円

以上が水道修理の専門業者に頼んだ場合の修理費の目安になります。現場見積もりが基本なので、料金の変動があることを覚えておきましょう。業者によっても設定料金が違うので、そちらも確認する必要があります。

また洗濯機内部が原因の場合、メーカーに見積もりを取って料金の詳細を確認してください。

洗濯機のつまりで困った人の体験談

洗濯機の排水口から水があふれ出していました。確実に排水管がつまっていると分かったので、洗濯機をどかして作業することに。配管内の汚れをワイヤーブラシを使って地道に除去していきました。その後強力な洗浄剤を投入。無事つまりを解消することができました。
私には多少知識があったため自力で直せましたが、難しいし大変な作業なのでまったく知識がない場合はやめておいた方が良いと思います。事態を悪化させることになりかねませんから。

洗濯機周辺の床がびしょびしょに!どうしようかと思ってパニックになってしまいました。排水に問題があることは分かったのですが、自分ではどうすることもできず…。
このままでは何の解決にもならないと思い、水道修理業者に相談しました。電話して30分程度で駆けつけてくれたので、とても頼りになると感じましたね。
排水ホースに原因が合ったようで、すぐに交換して修理完了。予防策も教えてくれて、「親切な業者だな」と思いました。

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