毎日綺麗にトイレ掃除をしているのに、家の中にトイレの悪臭が漂う…。そんなトラブルが起きると、トイレに入ったときだけではなく、生活全般の快適さが損なわれてしまいます。そして、悪臭は発生源の特定が難しいのが厄介なところ。そこでこちらでは、トイレの悪臭を解消するための対処法や、自分で対処した方からの声などについて、まとめてご紹介していきましょう。
トイレから悪臭がする原因は、細菌によって尿素がアンモニアに変換されるときに発する臭いが原因だと言われています。
嫌なアンモニア臭を対処するためには、便器の中だけではなく、床や壁なども綺麗に掃除をすることが効果的です。その際に使う洗剤は、酸性のものがおすすめ。アンモニアはアルカリ性なので、酸性で悪臭を中和してくれるでしょう。
トイレの床や壁まで綺麗に掃除をしたら、トイレの消臭剤やコーヒーのカスをトイレに置いてください。コーヒーのカスには悪臭の吸着効果があるとされているので、アンモニア臭も解消してくれる可能性があります。その際には、水気をしっかりと切ってから置くようにします。
もしも、これらの方法を試しても臭いが取れないようであれば、壁紙や床を張り替えるという方法もあります。多少お金と手間がかかりますが、壁に染みこんで取れないような悪臭であれば、壁紙を張り替えるのが最も有効な方法です。
うちには2つトイレがあるのですが、1階部分にあるトイレだけ嫌な臭いがしていました。トイレ掃除は毎週していますし、簡単な拭き掃除なら用を足すたびにしています。壁や床、タンクの中など、手の届く範囲も全て綺麗にしたのですが、全く臭いがなくなる気配はありませんでした。そこで、ウォッシュレットを外して、中の汚れも掃除。かなり多く溜まっていた汚れは綺麗になりましたが、臭いは相変わらずです。これ以上内部まで掃除をするとトイレの故障につながりそうだったので、専門の業者に依頼。業者の方にお願いしたところ、あっという間に解決しました。
綺麗に掃除をしているはずなのに、トイレから強いアンモニア臭がしていました。よく調べてみると、便器の隙間、便器と床の隙間など、普段の掃除では手の届きにくい部分から悪臭がしていたので、その部分を重点的に清掃。消毒用のエタノールを染みこませた布で、隙間を丁寧に拭きました。そして、壁と床は洗剤でしっかりと拭き取ってから、最後に水拭き。その後、アンモニアの発生を抑える効果があるという消臭用スプレーを吹き付けたところ、無事に悪臭を解消することができました。悪臭の原因は手の届きにくいところから発生するので厄介なものです。