水道業者は探せばいくらでも見つかるもの。インターネットや電話帳を見ればすぐに工事をお願いできるでしょう。しかし、すぐ見つかるからといって料金や工事内容を吟味せずに依頼してしまうのはNG。
必要のない工事を行って費用が高額になってしまうこともあり得ます。そんな損をしてしまわないよう、水道業者を選ぶ際に大切なポイントをまとめました。
悪質な業者にひっかかって嫌なおもいをする前に、選び方を確認し、予算の範囲内でより良い業者を見極めてください。
水回りのトラブルは解決までに時間がかかると、不便なだけでなく水道代がかかったり周辺が汚れたりといった二次被害を招きます。そのため相談してからすぐに駆けつけてくれるスピード力が重要です。対応エリア内の各地に専門スタッフを配置している業者であれば、相談を受けてから家まで来てくれるまでの時間も短いでしょう。また24時間365日、いつでも対応してくれる水道業者であれば夜中に突然のトラブルが発生しても相談できるので安心できます。
修理をはじめる前に事前見積りを行って、おおおその修理費用を説明してくれる水道業者を選びましょう。事前見積りナシで修理を依頼すると、終わった後になって自分の知らないオプションがつけられていて予想以上に費用がかさむ可能性もあります。高額請求の被害に合わないように、前もって修理内容や料金を説明してくれる信頼できる業者かどうかをチェックしてください。
料金が安すぎたり高すぎたりしない、適正な料金かどうかもチェックすべきポイント。状況によっても異なりますが、一般家庭の水漏れの修理では、4,000~8,000円ほどが相場です。深夜や休日に対応を依頼した場合、割増料金が発生することがあります。また修理費用とは別に、出張費や見積料が発生するケースも。少しでも安い業者を選びたい方は、追加料金が発生するかどうかを電話や公式ホームページなどで事前に確認しておきましょう。
水道業者に修理を依頼するなら、技術力の高い業者に依頼したいもの。技術力は創業年数や実績数、専門資格を持っているかどうかで判断できます。業者によっては、公式ホームページにこれまでの実績数や施工事例を紹介しているので、一度確認しましょう。創業年数が長い水道業者であれば、実績数だけでなくこれまでに培ってきたスキルと知識を活かして修理を行ってくれます。
ただし技術力の高さは、水道修理の知識がない方にとって見極めが難しいかもしれません。チェックしやすいポイントとして、水道修理に関する資格を持っている業者を選ぶのがわかりやすいでしょう。市町村から認定を受けた「水道局指定工事店」や、知識と技術力の両方を持つスタッフだけが取得できる「1級・2級建築配管技能士」がいるかどうかをチェックしてください。
自分の住んでいるエリアで対応を行っているか、事前に確認しておきましょう。対応範囲が全国に広がっている場合は依頼しやすいですが、事業所の数が少ない場合は移動時間がかかってしまいます。複数エリアを対応する水道業者であれば、専門スタッフが担当地域に点在しているかチェックしてください。
下のページでは、紹介した良い水道業者の選び方に沿って、各地域のおすすめ水道業者を紹介しています。また、全国版の水道業者ランキングも用意してみたので、自分の地域が無い人、ランキングが気になる人は、ご参考ください。