水道料金の計算方法

まず初めにどのようにして水道料金が計算されているのかを解説していましょう。水道料金は、基本料金と従量料金の合計金額に消費税の8%を加算した額が水道料金となります。そして、水道料金は、住んでいる地域によって違うというのも特徴の1つです。そのため、地域によっては使用した水道の量を測るためのメーターの使用量を別途、徴収しているところもありますが、別に損をしているというわけではありません。徴収されていないところは、メーターの使用量分を基本料金に含んでいるケースが多いからです。

基本料金

基本料金とは、水道を使用していても使ってなくても必要となる固定の料金。契約している間は、ずっと請求されつづけます。携帯電話などでなじみのある言葉なので、知っている人も多いかと思います。

この基本料金は、口径の大きさを基準に決められています。口径とは、水道管の直径のこと。私たちが普段、水を使う時は、地下にある「配水本管」から各家庭に引き込んでいます。この引き込むための引き込み管の口径によって料金が変わってくるのです。

例えば、東京23区の場合の基本料金は以下のとおりです。

口径の大きさ 13mm 20mm 25mm 30mm 40mm
基本料金 860 1170 1460 3435 6865

以前までは、13mmでの契約をしている家庭が多かったのですが、最近では、20mmの世帯が増加。一般的な家庭ならば、13mmから25mmの口径サイズがほとんどです。2か月に一度、水道の使用量を教えてくれる検針票に口径の大きさが記載されているので、自宅の口径の大きさを確認してみましょう。

従量料金

従量料金とは、使った水道の量に応じて支払わなければならない水道料金のこと。携帯電話でいうと、通話料の部分に該当します。従量料金は、累進制と呼ばれる仕組みで使用料の単価が決められています。少し複雑なので次で詳しく説明していきます。

東京23区の1㎥あたりの水道料金

使用した水の量(㎥) 1~5 6~10 11~20 21~30 31~50 51~100 101~200
1㎥あたりの単価(/ ㎥) 0 円 22 円 128 円 163 円 202 円 213 円 298 円

上の図は、東京23区における使用量別の単価表です。例えばある家庭が1か月の間に使った水の量が15㎥だった場合は、21~30㎥の区分に該当するので、1㎥あたりの単価は128円。計算すると1,920円になります。翌月の使用量が35㎥だった場合は、1㎥あたりの単価がグッと上がり202円。従量料金の合計は、7,070円になります。逆に5㎥未満の場合は、従量料金は一切かからず基本料金のみ。このように累進制とは、使った水の量に応じてどんどん単価が上がっていく仕組みになっているのが特徴です。

水道料金が地域ごとに違う理由

水道料金を決める水道事業の運営者は、市町村などの各自治体。独立採算制となっており、料金は、条例などで定められています。

水道料金の基準となるポイントは、いくつかあり、その1つが水質です。地方などに比べて都市部は、水質が悪いので、それだけ洗浄処理する能力の高い施設が必要となります。この設備の投資にかかったお金や維持する経費は、水道料金に上乗せされます。

一方、都市部は人口が多く、1人あたりにかかる費用の負担割合は小さくなって、金額は低くなりますが、地方は人口が少ないため、都市部よりも負担割合が大きくなってしまいます。

また水源が遠くにあるのか、近くにあるのかによっても水道料金は変わってきます。このような要因を総合的に判断して、水道料金が決められているので、地域ごとで料金が違うのです。

水道料金が高い地域と安い地域

では具体的にどれくらい水道料金に差があるのかを見ていきましょう。

口径の大きさが20mmで1か月に20㎥使用したとします。東京都内で最も料金が安いのは、昭島市。料金は、1,803円です。一方、最も水道料金が高いのは、23区や西東京市、あきる野市、稲城市、多摩市など東京都水道局が管轄するエリアで2,764円。約1.5倍も違いがあります。

全国で比較してみると、一番安いのは、愛媛県八幡浜市で210円。逆に最も高いのは、熊本県宇城市で8,940円となり、なんと42倍も違いがあります。

まとめ

いかがだったでしょうか。水道料金は、従量料金が高いか低いかによって大きく変わってきます。ですので、従量料金をいかに少なくするかがポイントとなり、そのためには、使用する水の量を減らすのが一番です。食器を洗っている時、洗濯をしている時、顔を洗ったり歯を磨いている時など、水を出しっぱなしにしていないか、もう一度、確認してみるのも良いかもしれません。

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